東大ナゾトレで大人気!あの松丸亮吾さんは、実は勉強嫌いだった?!

東京大学謎解き制作集団Another Visionの2代目代表であり、メンタリストDaiGoさんの弟としても知られる、テレビ番組「今夜はナゾトレ」でも大人気の謎解き製作者、松丸亮吾さん。

謎解きブームの火付け役とも言える彼に、自身のこと、謎解きのこと、学習に関することなどを聞いてみました。実は勉強嫌いだったという彼ならではの、勉強に対する考え方は記事の後半で!どうぞ最後までお読みください。

 

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様々な思考を想定して作り上げるのが謎解き

―松丸さんはそもそもどうして謎解きをはじめたんですか?

僕は4人兄弟の末っ子なんですが、唯一、これなら兄たちに勝てるかもと思ったのが謎解きだったんです。昔から負けず嫌いだったので……。対抗心ですね。

 

―小学校3年生のときに作ったという算数の問題がtwitterでものすごい話題になりましたが、その頃から謎解きも作っていたんですか? 

もともと算数の問題はよく作っていたんですが、中でも『実は簡単だけどひらめかないと解けない問題』を作るのが好きで。

それが謎解きに転換したのが小学校高学年くらい。でも当時謎解きの問題を作るのはとても難しかったです。

 

―難しいというのはどういった点ですか? 

人はそれぞれいろんな考え方をしていると思うんですが、謎解きの答えって、その考え方のどれよりも『納得できる答え』じゃないといけないんです。

だから問題をいろんな視点で見られるような力がないと『納得できる答え』が用意できない。多角的思考力が必要なんです。当時はそれが足りなかったのかなと。

 

 “前提を覆す“ 謎解きで鍛える発想力

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―いろんな視点でものを見られるようになる、というのは謎解きで身につく力のひとつと考えていいですか? 

そうですね。最近だと、不用意な発言がネットで炎上する、ということがよくありますが、それは自分の発言を他人の視点に立って捉えらないことが原因かと。謎解きでは特に思考を柔軟に切り替えることが求められるので、多角的に物事をみるというのは大切ですね。

あとは、水平思考なんかも鍛えられると思います。

 

―水平思考?

例えば、交通手段として使っていた車の一部が故障したとして、故障した部分を修理してまた使えるようにするというふうに、問題点を見つけてそれを改善する思考法を垂直思考といいます。

これに対して「そもそも車じゃなくて良くない?考えたことなかったけど、別の乗り物の方が維持費もかからないし安いかも?」というような、目的だけ残して前提を覆す考え方が水平思考です。謎解き制作とはまさにそれです。発想力ですね。

AIが進化する一方で発想や創造性が人間に求められていくこの時代には、特に必要な力なのではないでしょうか。

 

―単純に教科書通りにいかないのが、謎解きですもんね。 

そうですね。謎解き自体は歴史として20年以上も続いているのに教科書は一冊も出てないですし、もしできてもそのパターンを裏切ればまた新たな謎解きを生み出すことができますからね。

  

勉強とは、わからなかったことをわかるようにすること。

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―ご自身は、いわゆる教科書の勉強についてはどうでした?

嫌いでしたね(笑)。親に大好きなゲームを人質にされてやむをえずこなした感じです。1日3時間勉強したらいくらでもゲームをしてもいいというルールだったんです。

ただ、僕がやる気がないときは、どうしてやりたくないの?と気持ちを紐解いてくれて。僕の質問にはきちんと答えてくれたり、一緒になって調べくれたりしていて、それはありがたかったですね。

 

―小学生の保護者の方からいくつか質問がきていて、その中でもお子さんの勉強に関することが特に多かったのですが。

僕は、勉強というのは、わからなかったことをわかるようにすることだと思っていて。なので親御さんには、順位でも偏差値でもなく、わからなかったことがわかるようになっているか、その成長だけを気にかけてほしいなと思います。

 

―確かに、どうしても偏差値とか順位などの成績に目が行きがちですね。

例えば1学期のテストが80点、2学期のテストが70点だとして、それは勉強ができなくなったというわけではないんです。それぞれ範囲が違うわけですから。

それぞれ残りの20点、30点をマルにするために、できてないのはなにか、できることはなにかを考える。

偏差値や順位じゃなくて昨日のその子自身と比べて成長している部分を褒めてあげてほしいです。 

 

その子が自分の歩幅で自分で進めるような声掛けが大事。

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―例えば問題につまずいているお子さんに、松丸さんならどういう声掛けをしますか?

質問ベースですね。どこまでいけた?と訊けばその子のペースがわかるし、どう考えてるの?で何につまずいているかがわかります。そこで少し軌道修正できるようなヒントを問いかけてみる。

子どもは自分の歩幅でちゃんと考えていて、一言を添えることでちょっと進めるようになるので、それを繰り返してあげるのが大事かなと。

 

―お子さんたちに松丸さんから伝えたいことはありますか? 

謎解きを出していると『わたし頭使って考えるの苦手なんで』という方に会うことがあるんですが……そういう感じにはなってほしくないです。

人生というのは、いかに自分の目の前にある問題を解決していくか、じゃないですか。だから考えることを放棄するクセを付けてほしくないんです。

『こんなの意味あるの?』と言われがちな算数の問題だって、社会に出てから使う力のシュミレーションで、ちゃんと論理的に考える力が身につくわけです。

なので、考えることを好きになってほしいですね。もちろん、謎解きがそのきっかけになってくれたらとても嬉しいです。

 

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