学力と運動能力の相関関係 “運動ができる子は勉強もできる”はホント?

学力と運動能力の相関関係 “運動ができる子は勉強もできる”はホント?

「文武両道」といえば、勉学とスポーツともにすぐれている人に対して用いられる四字熟語です。
この言葉に当てはまるキャラクターとして多くの方が思い描くのが、『ドラえもん』に登場する出来杉くんではないでしょうか。勉強も運動も優秀な出来杉くん。「漫画の中のキャラクターだから......」と思ったら、実はそうでもありません。学力と運動能力には相関関係があることがさまざまな研究からわかっています。
そこで、今回は学力と運動能力との関係とともに、日常生活の中で学力と運動能力をともに伸ばすための方法を探っていきます。

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勉強は頭でするもの? 運動は身体でするもの?

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文部科学省による小中学校の全国都道府県学力テストの結果と体力・運動能力の調査結果を重ねると、「運動ができる子どもは勉強もできる」という傾向があることがわかっています。
「勉強は頭でするもの・運動は身体でするもの」」と考えがちですが、人間が運動するときには、脳のさまざまな部位が活動します。さらに最新の脳科学の研究では、運動が脳を活性化させ、集中力や記憶力を高め、勉強のパフォーマンス向上につながることも明らかになっています。
つまり、運動と頭の良さには密接なつながりがあり、運動をすると学力もあがり、脳を鍛えると運動能力もあがるといえます。
「うちの子は運動神経はいいけれど勉強はできない」「勉強は得意だけど、運動は苦手」と2つは相容れないものであると考えるのは、実はとてももったいないことなのです。

 

学力向上のカギをにぎる「ゴールデンエイジ」の今がチャンス!

身体能力、運動能力が著しく発達する年長〜小学6年生頃の子供たちはゴールデンエイジと呼ばれています。このため、ゴールデンエイジ期に発育・発達に適した運動をすることは運動能力の向上、ひいては学力の向上のために重要です。
なかでも小学校低学年・中学年の時期は運動能力の向上に関わる脳の神経系が急激に発達するため、手足など多くの運動器官を動かすといった基本的な体の動きを習得していくことが大切です。
ところが近年、子供の体力・運動能力は、近年著しく低下していることが問題になっています。原因として、ゴールデンエイジ期の運動が重要視されているにもかかわらず、スポーツや外遊びの時間の減少していることや、朝食を食べないなど偏った食生活や睡眠不足といった生活習慣の変化が指摘されています。
 

学力も運動能力も伸ばすための習慣

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ここでは、日常的にできる学力と運動能力アップのための大切な習慣をチェックしていきましょう。
 
1.外遊びをする
幼児期から小学生のころに十分に体を動かすことは、運動能力の土台をつくるだけでなく、脳の発達を促します。特別なスポーツでなくても、鬼ごっこをして公園を走り回ったり、遊具をのぼり下りしたりするなど、自由に身体を動かしながら遊ぶことが大事です。
最近は放課後も塾や習いごとで忙しく、外遊びの機会が減っています。公園まで行けなくても、マンションの広場でちょっと縄跳びしたり、室内でラジオ体操をしたりと、工夫して身体を動かせる時間をつくれるといいですね。
 
2.朝食を食べる
文部科学省の令和元年度年度「全国学力・学習状況調査」によると、「毎日朝食をとる児童ほど、学力調査の得点が高い傾向にある」という調査結果があります。また、スポーツ庁の令和3年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、「毎日朝食を食べる児童は体力が高い」という傾向がみられます。ところが、平成20年度の調査開始以来、朝食を「毎日食べる」と回答した児童の割合は男女ともに減少しているというのが現状です。
そもそも朝起きたばかりの身体は、エネルギーが不足した状態にあります。このため、朝から元気に動いたり、集中力を発揮したりするためには、朝食が欠かせません。また、朝食を食べると体温が上がり、身体も脳も活動的になります。
寝坊して朝食を食べる時間がなくなるということがないように、睡眠時間をしっかり確保することも大切です。
 
3.よく歩く
国際的な学習到達度に関する調査「PISA」上位の常連であるフィンランドの調査では、よく歩く子ほどストレスに対する抵抗力が高くなり、勉強を苦にしない傾向があるという結果が明らかになっています。
毎日の徒歩通学も、実はとても意味のあることなのです。自宅から学校が近い場合は、土日は早起きしてウォーキングすることを親子の習慣にしてもいいですね。

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運動が脳を活性化させ、さらに脳を鍛えることで運動能力を上げることがわかりました。
しかし、コロナ禍もあり、子供の外遊びや運動の機会はこれまで以上に大きく減っています。
習い事は徒歩で行くようにする、隙間時間に家の前で縄跳びを楽しむ、休みの日はアウトドアレジャーを楽しむなど、ご家庭のライフスタイルに合わせながら、日常の中で身体を動かす習慣をつくっていきましょう。

 

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